おじさんの独り言

秋の気配を探してデモウオーキング

2011.09.11

 第5回無法松ツーデーマーチの参加に向けて、デモウオーキングに出かけた。できれば、秋の気配を見つけたいと・・・

 コースは、10km到津の森散策コース。自宅を出て、弁天町から歯科大を目指す。最初の秋の気配は蝉の声だ。熱気を運んできた蝉時雨からツクツクホウシが秋の気配を運んでくる。そして、優しい秋風が頭の上を流れる。

 優しい秋風に心地よさを感じるものの歩き始めて40分を経過、Tシャツは汗でびっしょり、額の汗を拭きながら、金鶏町、八幡西区茶屋町から総合体育館へ歩が進む。

 総合体育館への上り坂、ハァハァと呼吸の荒くなり、歩が緩む。左の小高いところは公園のようで、カァーンと甲高い音が聞こえる。元気にクラブを振るおじさん・おばさんがいる。以前はゲートボールだったが、今はグランドゴルフが主流らしい。

 総合体育館から到津の森の遊歩道へ。ここで見つけた秋の気配はどんぐりの実。まだ、青いけれど、遊歩道を埋め尽くすくらい落ちている。思わず、立ち止まり、少年時代にタイムスリップ。こまを作ろうか、やじろべいを作ろうかと思わず実を手に。ここでもツクツクホウシが秋だ秋だと泣いているようだ。

 遊歩道は登ったり、下ったり設計するものらしい。上りになるとやはり意気が弾む。何人かのウオーキング仲間が私同様に汗をかきながら歩いている。歩く姿は私よりもGood。腰に飾るウエストポーチが格好いい。100円ショップで売っているかな。

 遊歩道を抜けると北九州ハイツ・交通公園だ。土曜日にもかかわらず、交通公園で遊ぶ子供は少なく、少しさみしい。交通公園から戸畑バイパスを跨ぐ歩道橋を都町へ、都町を過ぎるともうすぐ到津神社。神社前の公園では野球に高じる親子がいる。

 到津神社前から到津小学校までの坂は心臓破りの坂。このコースで最大傾斜か。ゼイゼイといいながら登り終え、板櫃川へ下っていく。橋を越えると長年働いていた工場。懐かしさを覚えながら菜園場、金田、田町へ。田町ではコースを少し変えて、子供の頃遊んだ町並みを行く。

 高速道路や新たな道路拡張などで町並みの変化はあるものの、懐かしさが湧き上がる。そして、子供の頃は気付かなかった光景を目にする。それは住居跡の駐車場で、正面の間口は狭く、奥行きの広いロケーションだ。間口のサイズで税金を取ったと言う名残だろうか。

 我が母校思永中学校前の歩道に銀杏の実が落ちている。これも秋の気配だ。見上げるとイチョウはたわわに黄色い実をつけている。学校も校舎の立替などで昔の面影はなくなり、さみしい思いがする。

 ウオーキングも勝山橋へ差し掛かり、リバーサイドコンサートに出くわす。立ち止まって、10分ほど音楽に癒される。女性2名が奏でるパーカッションは秋の気配を運んでくれそうに聞こえてくる。

 この後、紫川沿いに秋の気配を探しながら自宅へと歩を進め、10kmデモウオーキングを終えた。楽しかった。でも少し疲れたかな。本番も大丈夫。

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